pianistlerのブログ

現代音楽ピアニスト/DJ/プロデューサー:矢沢朋子のブログ

新・ピアニスラー 〜 gooブログからその後

ピアニスラー

2025年11月をもって終了したgooブログでは2005年から実に20年の歳月を日常から専門の音楽のことまで綴らせてもらいました。


こんなに長年続いたのは、ひとえに「アフィリエイトで稼ごう」とか、インフルエンサーになりたいとか、商売の宣伝のためという「仕事」ではなかったからでしょう。


自分への忘備録のためと「考えをまとめて長めの文章を書く」ということを目的にしていました。音楽に限定しなかったのも続いた要因だったと振り返れば思います。専門に特化せず、日常の出来事(世間での出来事)に対して感じたことを、自分の考えにまとめて言語化するというのは訓練とか修行のようでもあり、自分との深い対話でもあり、精神的に解放されたり癒される時間でした。


20年の間に自分でも文章力がついたと思います。公開する文章なので、リサーチをして裏付けを取ったり、その文献やデータを自分なりに解析して文章に組み込んで構築することを繰り返した結果なのでしょう。


最近、音楽について書きたいことはnoteに書くようになってました。webマガジンにも寄稿するようにもなり、ブログを書く当初の「考えをまとめて言語化し長文を書く」目的は達成したことだし、gooブログもなくなることから、これをもってデジタル終活としようと思いました。



音楽のことについて書くことの背景に多角的な視点が感じられないと、「演奏家」としても薄っぺらく衰退していく感覚を覚えました。危機感みたいなものかもしれない。


ピアノを弾くということは指や腕を動かすだけではなく、上半身を支える筋肉、腕を自在に動かすための背筋などのトレーニングをするとしないとで大違いな結果になるということでしょうか。車のアクセルとブレーキのように右足でペダルを踏み、なおかつ上半身は左手が重心となる低音部を弾くという姿勢的にはかなり負担となる時間を練習に費やすと、ストレッチやマッサージだけでは追いつかず、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアを発症することにも繋がる原因となります。

アスリートと同じように本来は身体のケア、食事も気をつけて体調を整える必要が大いにあると思う。


精神面でも同じく、クラシック音楽のピアノ曲で「同じこと(同じ曲、同じパッセージ)を何度も繰り返す」ことは神経衰弱の典型でありながら、反復行為をせざるを得ない難易度の曲を練習することで、「まだ弾けない / 弾けた」という沼にハマった状態となり、自分はその曲で何を表現したいのか、ということが頭から飛んで消えてしまうことになりがち。弾けた!と思った時には「だからそれで?」という本人の達成感には相応しくない「何も見えない荒涼とした風景」に佇む上機嫌のヒト。という風情が漂ってしまう。


ピアノという楽器は猫でも歩けば音は鳴るけれど、その分、他の楽器とは比べものにならない練習量と鍛錬が必要なため、変なヒトになりがちです。というか、ある程度・神経衰弱の傾向がないと出来ない。ギリギリの塀の上を歩いてるようなものなのかも。


塀の向こうに落ちないように(笑)、再びブログを綴ることにしました。


健康で気をつけていること、食べている物(Veganなので)や本、など日常のことをブログでは綴り、音楽のことなどはnoteで書くことにします。


私がFBが続かないのは「交流の場」であることが要因だと思ってます。「変なヒト」である自分には、「1人で籠って自分との対話を密かに公開して通りすがりの人の目に留まってるかも」くらいが気楽で続くのです。友人とは頻繁には会えなくてもリアルか、せめて電話で話す関係でありたい。昭和気質なんでしょうね。


では気の向いた時に綴りますので、目に留まりましたら斜めにでもお読み下されば幸いです。


良いお年をお迎え下さい


 

 

ps:金時山下山中に足を滑らせ捻挫中。標高に見合わないハードな山道でした。登山靴を新年1番の買い物リストに入れました